査定が無料でなければ、ほとんど依頼はないでしょう。これは検討の余地が少ないと思います。こちらとしては、とりあえず無料ですから査定だけでもしてみて下さい、というスタンスで行くわけです。査定させてもらってなんぼですから。
出張料や査定料を取れない分、大手の古物商は、あまりに安そうな査定依頼を断ることで人件費のかかりすぎを押さえています。
しかし、我々はむしろ、安くても、たとえ本1冊でもほいほい査定に行く方が良いでしょう。1つには、場数を踏むため、さらには、広告のためです。もちろん、本業の予定とかち合わないようにスケジュールします。
委託販売とは、商品を預かって販売し、販売額から決められた割合の手数料をもらう方式です。リサイクルショップの多くが行っています。これは個人の副業では避けた方が無難です。預かった商品の管理コストとリスクが大きすぎます。
通信買い取りとは、郵送などで商品を送ってもらい、査定後に買取額を相手口座に振り込むなどして、対面することなく買い取りを行う方式です。通常の買い取りに比べ、手間とリスクが上がりますので、慎重に手順を検討して決める必要があります。また非対面取引の身元確認方法については、古物営業法で定められた義務がありますので遵守しましょう。詳しくは当サイトのリンクからご覧下さい。
絶対応えてはダメです。買い取った後の移送中に破損がおきていた場合の責任の所在などがややこしいからです。必ず買い取りの場で確認し、買い取りを希望しない商品は、その場で返しましょう。
オークションに出した場合でも、自サイトでの販売でも、近くのお客などが、送料がもったいないから取りに行きたいと申し出ることがあります。事務所といっても自宅ですから、嫌だと思う人もいるでしょう。それぞれの都合で、決めたらいいでしょう。私は、申し出があればOKにしています。梱包の手間が省けて楽だからです。
オークションで落札した人が法人や事業者だったような場合、たまに領収書を発行して一緒に送って欲しいと要求される事があります。面倒だからとすべて断るのも手です。基本的には直接現金を手渡しされた場合を除いて、断っても非はありません。もし、余裕があれば応じてもいいでしょう。ただし、発行する以上はきっちり作成する必要があります。
まず、3万円以上の額面の領収書を発行する場合には、印紙を貼る必要が出てきますので注意が必要です。この場合、印紙の貼り忘れは厳密には脱税です。また代金引き換え払いの発送時など、こちらがお金を手にしていないうちに領収書を作成して同梱するのは厳禁です。
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